そんな「ゼロイチ」仕事を進めているのだが、今、あまり僕のフィールドではない「レストラン」のみなさまとコンタクトをとって、お会いしている。僕は「居酒屋」出身で、居酒屋で勉強し、居酒屋の皆様に育てていただいて、今がある。「居酒屋ラバー」である。フードイベントも10年近く前の「街バル」を皮切りに「居酒屋」のためのイベントをやってきた。「居酒屋の客数を増やしたい」という思いが強い。ただ、年も食って、外食業界全体を見渡すと、「居酒屋」業界はなかなか厳しい現状である。これをなんとかするためにも「フードイベント」で居酒屋に貢献したい。が、居酒屋さんは、なかなかハードルが高い。「新しいこと」をやりましょう、ということに対して、慎重だ。そんな慎重なみなさんを説得するために「紹介」を使うこともある。偉い人、影響力のある人、先輩、街の名士、様々なひとの「紹介」を使って、居酒屋さんを説得に行く。しかし、あまり居酒屋さんに「紹介」は通用しない。
あくまで自分たちのビジネスにとって有効かどうか?の物差しで判断する。
それはビジネスマンとして当然であるが、本当にそのハードルは高い。